2023-07

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「例の頭部切断事件」の女が、生首と一緒に暮らした理由

例の事件で(注)、テレビのコメンテーターが不思議そうに語っていた。 どうして切断した頭部を、いつまでも自宅に置いていたのか。犯行が発覚しないように、証拠はすぐに処分するのが普通なのに、と。  わかってないねえ。人間心理の深奥を、もっと勉強し...
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女子校の持ち物検査

*「不条理」  女子校の持ち物検査で、ある生徒の鞄から避妊具が見つけられた。「お前は男にやらせてるな」そう叱りながら生活指導の教師が、ゴツンと一発、拳骨げんこつを食らわせたのは言うまでもない。  さてその次に調べた生徒の鞄からは、もちろん避...
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国境(くにざかい)の長いトンネルを抜けると雪国であった 

文学の誤読というのは、往々にして起こる。 内容の取り違えもあるが、文字通り漢字を読み間違えることもある。それも誰もが知るような、名作においてさえ。  1968年に川端康成が、日本人初のノーベル文学賞を受賞した。 日本中がそのニュースで持ち切...
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アメリカは日本の西にある―― 新しい発想のために 

簡単なクイズを出します。  今東京が2月15日の正午、12時00分だとします。 アメリカのニューヨーク時間は、何日の何時(ごろ)でしょう?      *  もちろん時差というものがあることは、誰でも知っている。 東京とニューヨークで、半日く...
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「LGBTトイレ問題」のあまりにも自明な解答(2) 

(話は前回から続く)  人はその属性で、語られるべきではない。 性別や出自や、年齢のようなものを持ち出して、ひとくくりにするのではない。区別をするのではない。 一つとして同じもののない、かけがえのない「個」として、すべてが対等に扱われなくて...
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「LGBTトイレ問題」のあまりにも自明な解答(1)

大新聞やテレビが、しきりにLGBTの権利を言う。 それが良識というものだ、という風潮が出来上がる。  そんな論調に引きずられて、そうだそうだ、と世の中の大勢に従おうとする。 だがトイレの問題を持ち出された瞬間に、話が変わってしまう。 いまさ...
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裏ビデオのジレンマ  

お若い方はよもやご存じあるまい。  かつての記録媒体に、ビデオテープなるものがあった。 DVDでもCDでもない。弁当箱のような大きさのプラスチックの箱の中に、巻き尺みたいな磁気テープが納めてあって、そこに映像を焼き付けていたのだ。 まあ遠い...
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究極の自殺抑止策――宝くじは何のために

自殺をしない/させないための、 究極の予防策がある。 たえず宝くじを、買い続けることだ。買い与えることだ。  最低単位でいい。たとえば1枚だけ、100円でもいい。 そのかわり間あいだをあけずに、切れ目なく買い続けて、いつでも抽選待ちになるよ...
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兄に論破されて、体を許した妹  

昔まだ、コロナ禍と言われていたころ。 けっこうな人込みで、ちょっとヤンキー風のニイさんが、急にマスクを外してクシャミをした。  見かねた一人が注意をした。「マスクを外すなよ」 言われたオアニイさんは、「はあ?」と、目いっぱいの馬鹿面をして食...
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「責任能力」がないから死刑にする   

「責任能力」って何? 「責任能力がないから死刑にしない」じゃなくて、責任能力がないようなやつらだからこそ、死刑にすべきなんじゃあないの?  人を殺せば死刑だけど、遺体の骨をたべちゃえば、精神鑑定で放免となる(注)。それっておかしくない?  ...