未分類

前書き

 昨今、有名人叩きが大流行である。  誰それが何をした、何を言った、けしからん――と無数のネット民が、まるでスズメバチのように一斉に襲い掛かる。  ベッキー某のときにならって、上流国民気取りのあいつらを何とか土下座させたい。望むらくは 社会的に葬りたい。あわよくば首くくりにまで追い込みたい、と執念深く攻撃を続けるのだ。  彼らはたえずネットを巡回する。常に有名人たちの言動に目を光らせ、何か付けこむ余地はないかと、手ぐすねを引いているのだ。  だがしかし、それはただ餌食を探すばかりではない。  攻撃には、もちろん武器が必要だった。  この場合武器とは、相手を言い負かしやりこめるための理屈であり、「論法」である。  もちろん本来なら、武器は自力で組み立てるのが理想である。だが安直な大半のネット民は、代わりに借り物の武器で戦うことを選ぶのだ。   「誰それが誰かを、こう言って攻撃している」彼らが探しているのは、そんな戦の情報である。  そこで用いられている武器を――言説を点検し、これはいけると直観したら、攻撃に加勢する。  そうだ、そうだとはやし立てて、勝ち組に乗っかかることで、彼らの勝利はより容易で確実なものになっていくわけだ。  さてこの私はというと――私は平和主義者なので(もちろんこれはブラックジョークである)、自ら戦いに荷担することはない。  ただ弁舌に関してはいささか腕に覚えがあるものだから 、それをこうしてブログで発信することで、攻撃のための武器を――アイテムを準備しよう。  舌鋒鋭く論難するための鋒(ほこ)を、理論武装のための鎧を 、十字砲火のための連射銃を用意して彼らに提供しよう。  何と太っ腹なことに貸与は無料である。思う存分、好き勝手にぶっ放して、使ってもらってかまわない。  ただし言うまでもなく、使用はあくまで自己責任である。  出刃包丁の刃傷沙汰の顛末には、鍛冶職人 一切関知しない。  たとえ死人が出たとしても 、武器はあくまで用いた人間に罪があるのであって、自ら手を汚さぬ武器商人にはもとよりいささかの咎もあろうはずはないのだから。
未分類

<犬食文化>イヌ食って何が悪い? イルカ食って何が悪い?

アメリカじゃ牛を殺して食うらしい、とヒンドゥー教徒が嘆いてました。 自分たちの宗教では、牛は神聖な動物なのに、と激怒した。 抗議のデモも考えたが、ヒンドゥー教徒の言うことなんて、どうせ誰も耳を貸しません。  クジラを食うとはけしからん。犬を...
未分類

パパ活少女は被害者か

<パパ活少女は被害者か>   子供には罪がないという。  まあ二歳か三歳の子供なら、頭の中は空っぽなのだから、罪もないのかもしれない。 だが中学生や高校生の「子供」は、食わせ物だ。 あいつらはもう十分に、知恵をつけている。悪知恵だって働くは...
未分類

錯覚を用いて、心を操る <予備校編>

(話は前回から続く) もっとずっと、かわいいトリックもある。     *  昔ある予備校の、英語のテキストを編纂したことがある。 そこで用いたのが、こんな手口だ。  学年の初めの部分には、これでもかというような、難問を配置する。 生徒はまっ...
未分類

錯覚を用いて、心を操る <セクハラ編>

錯覚を利用した、トリックというのは様々ある。 これを対人関係に用いれば、人の心を自由自在に操って、支配することもできる。  もちろん詐術だから、たいていあまり、いいことには使われない。 かつての悪しき時代には、これをパワハラ・セクハラの世界...
未分類

「医系予備校」のさえない日常

「医系予備校」と呼ばれる業種がある。  医者のバカ息子/娘を、何とか私立医科大に押し込もうとする。それが専門の、予備校である。  バカだから、手取り足取り教えなくてはいけない。 集団授業では面倒は見られないので、たいていはマンツーマン指導だ...
未分類

<Like A Virgin/Madonna>――私も処女が好きです

1984年にマドンナの「ライク・ア・バージン(like a virgin)」がリリースされ、全米のみならず全世界で大ヒットを記録した。  後にマドンナを「史上最も成功した女性アーティスト」の地位に押し上げる、原動力となったのもこの曲である。...
未分類

<怒りの鉄槌>天敵・地方公務員をぶっ飛ばせ

今はもう廃業したが、以前自宅の敷地内で、ぼろアパートを経営していたことがあった。 入居者の一人に、生活保護の受給者がいた。  あるとき2か月ほど、家賃の入金がないことがあった。取り立てに行っても、いつも不在だ。 以前からよく友だちの家(アパ...
未分類

戦後日本のお花畑の死生観を笑う

(話は前回から続く) 古代の日本人は、死をおぞましい穢れとなして、語ることさえはばかった――      *  もちろんそれは、遠いいにしえの時代の話だ。 それから時代が下り、外とつ国からもたらされたさまざまな考えが――仏教が、儒教が、基督教...
未分類

日本人の死生観

わが国には古く平安の時代から、御霊ごりょう信仰と呼ばれるものがあった。  非業の死を遂げ、恨みを残した者の霊が怨霊となり、祟りを行う。 それはただ、直接の敵かたきに対してだけではない。国全体に戦乱や、疫病などの災いをもたらすと信じられた。 ...
未分類

「少女の自慰」の今昔

情報源は秘匿しなくてはならないから、取材先を明かすわけにはいかない。  だが以下の話は、しかるべき複数の確かな筋から、長年に渡って聞き取った内容を総合したものである。  たとえそう聞こえたとしても、けっして荒唐無稽な作り話ではないから、心し...