世界に誇るアーティスト――きゃりーぱみゅぱみゅには笑ってしまう 

「きゃりーぱみゅぱみゅ」はご存じだろう。

 発音しづらい名前なのは有名だが、入力もこんなに手こずるとは、今はじめて気が付いた。

 パソコンが「噛む」といけないから、略称で語るとしよう。

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 何でもこの「きゃりー」が、以前マスコミ各社に、
「自分はアイドルではなく、アーティストなので、アーティストとして遇してほしい」
と要望したそうだ。

 ちょうどそのころ、海外でも日本の「カワイイ」文化が、ちょっとしたブームになっていた。
 そんな時流に乗って、きゃりーも海外公演を仕掛けていた。現地のその手の女の子が、コンサートに結構集まって、キャーキャー熱狂したんだそうだ。
 それですっかり、自分は世界的アーティストであると、思い込んでしまったらしい。

 勘違いも、ここに極まれり。まったくもって、お笑いである。

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 歌が下手なのは、聞いたら誰でも察しがつく。
 だがそれが実際、どれくらい下手なのかは、意外と認識しづらい。音声加工やら合成やらの、テクノを駆使したレコーディングで、何が本来の当人の声なのか、わからなくなっているからである。

 だがかつて、きゃりーが紅白歌合戦に出場したときに、開演前のリハーサルで、そいつがばれてしまった。
 もちろんリハーサルでは、テクノは使えない。生歌でいくしかない。
 そのとききゃりーの歌唱を聞いた共演者たちが、一斉に失笑したというのだ。
 とても同じ歌手仲間とは思えない、音痴ぶりだったのだろう。
 それでも本人は一向に気づかずに、そのままずっとアーティスト気取りで、最後まで歌い切ったという。

 まあ録音の音源からだって、推して知るべしかもしれないが

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 一昔前、ジュニアアイドルと呼ばれる存在があった。

 今ではそれももうNGとなってしまったが、小中学生くらいの女の子が、ロリコンおやじを喜ばすための、ビデオに出演していたのである。
 一応無邪気な笑顔を装っていても、下着同然の衣装やら水着やらで、きわどいポーズを取りまくって、「おかず」を提供していた。

 姿かたちなんか、全然かわいくなくてもいい。ただ低年齢でかつ、どんなどぎつい恰好でも拒まない覚悟があれば、「アイドル」を自称できたわけだ。
 それこそ水着の股間に、「スジ」でも浮かぼうものなら、ビデオは売れまくって、親たちの懐には大金が転がり込んだという。

 そんないけない小娘たちのお仲間に、「竹村桐子」というのがいた。
 とっても言いやすい名前である(笑) 
 さすがにブサイクすぎて、あまり売れなかったようだが、ネットに痕跡は残っている。 
 ネットで画像を検索すると、確かどこかで見たような、鬼っ歯娘がヒットする。

 まあ芸能界ではありがちな、黒歴史ってやつかな。

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