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自殺を止めるな(3)

(話は前回から続く) 以下は蛇足である。      *  先日私は、こんなふうに書いた。――「生きたいのに殺す」のが殺人罪なら、「死にたいのに生かす」のも同じくらい、重罪なはずだ。…… たがこの主張には、実は重大な欠陥があることに、気づかれ...
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自殺を止めるな(2)

(話は前回から続く)  自殺を試みる人を「助ける」。無理やり思いとどまらせる。 だがしかし、そうして止められた本人の、気持ちはどうなのか。 彼らは本当に、制止に感謝するのか。そうして生を押し付けることは、むしろありがた迷惑な、横暴であるとは...
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自殺を止めるな(1)

自殺をしようとした人を助けると、警察から感謝状が送られるそうだ。人命救助に貢献した、と。  だが、ちょっと待てよ。 本人は死にたがっていたのを、無理やり止とめるのが、「助ける」ことになるのか? 警察はともかく、止められた本人は、本当に感謝し...
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素朴な疑問――女性の長生き

社会の中でも家庭でも、女たちは差別に苦しみ、踏みにじられて生きている。――  私たちはいつも、そう教えられてきた。 確かに、そうかもしれない。言われてみれば、そんな気もしないではない。  だがそんなとき、ふと素朴な疑問が頭をもたげるのだ。 ...
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いじめっ子どもはブタ箱に叩きこめ 

学校の現場に取り憑いた、「いじめ」の亡霊。 だがその実、この問題には唯一、簡単明瞭な解決策がある。  すべてを警察の手に、委ねるのである。     *  もちろん仲間外れやら、無視シカトやらという程度なら、学校教育の範疇だ。 だが話が恐喝、...
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神様は性差別

変な夢を見た。 夢の中のT女史が、ついに神様に食ってかかった。「なんで女ばっかりが子宮で、子供産まなきゃならないのよ!」「なんで女ばっかりが、乳房があるのよ? 子育ては女の仕事、みたいに、男どもが勘違いしたじゃない!」      *  ん?...
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「笑点」も堕ちたもんだ

40年来ずっと、笑点の大喜利を見てきた。(おっと歳がばれてしまう) 昔はさすが笑いのプロだと、うならせる解答が聞けたものだ。 だが今では、見るも無残なていたらく。 仲良しファミリーがただわいわいと、じゃれあっているだけの低俗な、バラエティー...
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女子ゴルフ「枕草子」事件

金田久美子の優勝で思い出した。 ――今は昔、清少納言が言ったそうな。  春はあけぼの、夏わやぱ海。  海とゆったらSEX。      *古い事件なので、ご存じない方は「金田」「やぱ海」で検索されたい。
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八百長やらなきゃ体がもたない大相撲

近頃の力士は怪我が多い、と言う。 横綱、大関と次々休場する有様に、大御所たちは嘆く。 稽古が足りないからだ。稽古でしっかり体を作っていないから、すぐに故障をする。 昔の力士は、こんなではなかった。 ――  だけど自分に言わせれば、問題は稽古...
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君が代歌わない教師はとっととクビにしろ

最近学校の式典で、君が代を歌わない教師ヤツらがいるらしい。  何でも「思想・信条の自由」とか、ほざいているようだ。  勘違いもはなはだしい。 学校は教師の職場であり、行事の進行は教師の職務である。 職場では職務の遂行が、すべてに優先するのだ...