盗撮行為をなくす、もっとも自明な方法

 またまた頭の悪い二元論者(参考)が、ワメいているね。
 何でも京都駅に張られた、盗撮に注意を呼びかけるポスターが、けしからんと。(注)

「どこまで女性に自衛押し付けて男の加害性無視し続けんの?盗撮される方が悪いみたいな言い方やめろ」
「盗撮犯の存在は容認するのか」
だってさ。
 加害者に思いとどまらせる方が先だろ、というわけだ。
 噴飯ものである。

「防犯」という言葉を、知らないのか?
 戸締り用心を呼びかける防犯運動も、けしからんとワメくのか。悪いのは、戸締りしない家の方じゃないと。
 代わりに「空き巣はやめましょう」と、キャンペーンしろと?
 あるいは「殺人はやめましょう」とかも?

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 盗撮で捕まった場合の刑罰は、「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」だそうだ。
 そんなことやっているから、いつまでも盗撮がなくならないんだよ。
 すべての犯罪の上限刑は、無期懲役でいい。死刑でもいい。

「死刑又は、無期以下の懲役、又は100万円以下の罰金」と書いておけば、もう誰も盗撮なんてやりはしない。
 どうせ悪くても1年の懲役だろ、たいていは罰金だろ、と高をくくっているから悪さをやめないんだ。

 バクられる確率と、その場合加えられる刑罰を掛け算して、負の期待値を計算する。それでも損得勘定が合うと判断するから、犯罪を犯すわけだ。
 盗撮して死刑では、もちろん割に合わない。そう思わせることが、何より大切なのだ。
 割に合うと考えているうちは、誰も盗撮をやめはしない。

 もちろん盗撮だけじゃない。あらゆる違法行為の、上限刑を死刑と記する。 
 あくまでも理論的な最大値だから、実際には死刑にしなくていい。
 ただそう書いておくだけで、犯罪者を完全に、びびらせることができる。
 ちょうどけっして使われない核兵器が、抑止力になるようにね。

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 その辺の刑罰についての議論は、いずれきちんと、別の機会に投稿したいと思う。
 
 そのときは今回に懲りずに、またちゃんと読んでね(泣)

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