確か昔、こんな四コマ漫画を読んだとがある。
地球人の男と宇宙人の女が、テレビ電話で交信している。
やがて二人は、恋に落ちる。
通話の内容だけではない。マサオはユウリの可憐な容姿に、ユウリはマサオの男らしさに惹かれたのだ。
画面越しでは飽き足らず、二人は実際に、落ち合うことを約束する。
ユウリが宇宙船で地球を訪れて、マサオのもとに向かったのだ。
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だがここで、一つ忘れてはならないことがある。
テレビの画像は、ディスプレイのサイズに合わせて、自在に縮小されている。
初めての世界を目にする場合には、その縮尺の見当が、つかないこともあるのだ。
待ち合わせの場所に現れた宇宙人ユウリは、姿こそ地球の娘と変わらないが、大きさは三階建てのビルくらいありそうな、怪獣サイズの巨人だった。
ユウリは「マサオ? マサオ?! マサオはどこなの?! 」と必死に呼びながら、あたりを探す。
だがその視線は、ただ自分の肩の高さを見回すだけだ。
マッチョで頼りがいがある、と思い込んでいたマサオが、まさか足元で虫けらみたいにしょぼくれているとは、夢にも思わない。
マサオはマサオで、悲し気に立ちすくむユウリの姿を目の前にしながら、今さら名乗りを上げるわけにもいかず、ただ冷や汗を流し続けるのであった。――
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思わず吹き出してしまう設定だが、読んだ瞬間、これはある種の諷喩ではないかと思った。
日本人の男が、西洋人の女をいいと思う。
それこそ洋画の中の女優もいれば、グラビアのモデルもいる。
だがそれは、あくまで画像の中での話だ。
実物の彼らは、たいていはドン引きするような、デカ女であったりするのだ。
サイズだけではない。
彫りの深い外人の顔は、メディアでは映える。
だがその下着姿は、くびれ一つない、ずん胴体形なことも多い。
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お人形さんみたいな顔立ちの、毛唐の美少女に、だまされてはいけない。
年齢相応の表情は、もちろんいとけないが、変な色気がある。
何でも聞くところによると、4~5歳でもう陰毛が生えてたりするらしい。
化け物かよ、と思わずツッコミたくなる(笑)
おそらくはそこから発散される、フェロモンに当てられて、別にロリコンでなくても、思わずクラりとくることが多い。
ロリコンだったら、ますますクラクラする。卒倒する。
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だがしかし、早熟だってことは、――大人になるのが早いということは、老けるのも早いってことだ。
そんな美少女たちも、高校生になるころにはすっかり劣化して、おばさん顔になる。
二十歳を越えたころには、半分中年と見まがう。
アメリカ女の場合は、特にそうだ。過半は見るに堪えない、ビア樽体形になる。
まあこれは、多少の偏見が入っているかもしれないが(笑)
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オレはやっばり、細身で清楚な、やまとなでしこが好き。――
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ただのお下劣なギャグ。
「看板に偽りあり」
――ナデナデも シコシコもしてくれない やまとなでしこ
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