最近、「性的多様性」ということが言われる。
SMでもいい。スカトロマニアもいい。ロリコンでもいい。性的欲求の対象は、何であってもかまわない。――という意味かと思ったら、どうもそうではないらしい。
男と女以外の性の範疇(くくり)が、あっていいよと。要は「性別多様性」のことなんだそうだ。
「性的指向の多様性」という用語もある。これも単なる「好み」とは違うらしい。
どの性を好きになるか。異性愛か、同性愛か、両性愛か。それは自由に選んでいいと。
あくまでもジェンダーの問題に、限定される。
SMとかいう話には「指向」ではなく、「嗜好」という漢字を当てて、区別するんだそうだ。
でもそれって、おかしくないか?
「性欲の多様性」では、なんでいけないんだ?
SMだって、ロリコンだって、等しく人権を認められるべきだろう。
同性愛は美しいが、ロリコンはけがらわしいというのは、単なる同性愛者たちの思い上がりだと思う。
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勘違いしてはいけない。
自分はロリコンではない。大人の女が、とっても好きである(笑)
ロリコンは、気持ち悪いと思う。だが気持ち悪いというだけで、差別していいものではない。
おそらく世間のイメージするロリコンとは、小さい子をだましていたずらする――そういう類いの輩だろう。
もちろんそんな連中は、唾棄すべきだ。牢獄につながれるべき、人種である。
だがそれは、あくまで性虐待の話だ。性加害は大人相手だろうと、等しく起きている犯罪で、幼女に限った問題ではない。
確かにロリコンは、しばしば性虐待を伴う。たとえそうだとしても、ロリコンの本質そのものとは違う。
性加害と、関係のないものなら。何ら実行行為を、含まないものなら。
だだランドセルを背負った、裸の女の子のイラストに、よだれを垂らしているだけなら(笑)
それは全然、犯罪ではない。おそらくは、悪徳でもない。
それはあくまで、個人の好みの問題であって、他人がとやかく口をはさめる事柄ではない。
ただ気持ちが悪いというだけで、石をぶつけていじめたり、しないであげてね(笑)
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そもそもロリコンという概念の、外延が拡大しすぎた。言葉の適応範囲が、広すぎるのだ。
相手が18歳未満だとすぐに、やれ淫行条例だの、児童婚だのと騒ぐ。
小学生ならいざ知らず、中学生や高校生は、生物学的にはもう完全に大人なはずなのに。
現在の日本で、初潮の平均年齢は12歳前半だという。
生理が始まったということは、もう体は出産の準備ができている、ということだ。
むしろ性交をする方が、自然な年齢なのだ。
女子中学生の体は、性交がしたい。だから本人の無意識のうちに、オトコを誘うフェロモンを放出する。
フェロモンは、相手を選ばない。エロおやじたちもまた、蜜の香りに誘引されて、ふらふらと寄ってくる。それで、ロリコンと蔑まれる。
だが何が変態だろう。それこそが人間の、本来自然の姿なのだ。
不健全と後ろ指される彼らの方が、動物のオスとしては、よっぽど健全なのだ。
(話は性的多様性とか言いながら ロリコンだけは目の敵(2)に続く)
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