最近耳につく言葉に、「興奮しています」がある。
スポーツ選手のインタビューで、「ようやく世界の舞台で戦えて、とても興奮しています」のように言っている、あれである。
いつごろから聞かれ始めたのか、定かではないが、あくまでも私見によれば、おそらくは英語からの借用だろう。
確かにアメリカあたりの選手は、やたらと”excited” 、“ exciting” を連発する。
本当なら「わくわくしている」とでも訳すべきところなのだが、どこかの通訳が教科書風に、直訳したのだろう。
それを耳にした日本人が、一種の西洋かぶれから、まねをし始めたのではないか。
いずれにしても、本来の大和言葉の響きからは、とても違和感がある。
少なくとも僕らの世代にとっては、「興奮している」には、かなりあぶないニュアンスがある。
ぶっちゃけた話、「アソコ」をおっ立てているか 濡らしているかの、どちらかの意味でしかない。
だとしたら、特に女子アスリートには、あまりみだりに使ってほしくない表現である。
さもないと、あなたのセリフを聞いた勘違いのエロおやじどもが、文字通り「興奮して」しまうことになりかねなかいら(笑)
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以下はあくまでも、蛇足である。
つい先刻、「女子アスリートには、あまりみだりに使ってほしくない」と書いた。
書いていて思い出した。
昔ある進学塾の自習室に、大きな張り紙が貼ってあった。
「自習中は、みだらに席を立たないこと」
気づいたときには思わず、露出狂かよ、と心の中で笑ったものだ。
みなさんに書き間違いには、重々注意しましょう(笑)
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