2023-11

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減税策の打ち出し方を間違えた岸田文雄 

岸田内閣の支持率の低下が、目も当てられない。  目玉の減税策が裏目に出て、かえってつるべ落としだ。  減税が悪かったわけではない。ただ打ち出す順番を、間違えたのだ。      *  今回の順番はこうだ。 まずは減税を発表する。実施を決めてし...
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<追記>くまのプーさんを殺さないで 

前回の補足ですので、必ず前回から読んでください(笑) <追記1> このCMの一件には、後日譚がある。 抗議を受けた会社側が、こんな修正版のCMを流したのだ。――世の中、利口が多くて疲れません?  実に見事な、切り返しである。「利口」という言...
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<クマ駆除問題>くまのプーさんを殺さないで 

先日北大生が、クマに襲われて亡くなった。(注) 同様の死者は、今年だけでもうすでに5名に達している。 クマとはかくもおそろしい、野獣なのである。  学生の場合は登山中で、クマの生息地に足を踏み入れてしまった。不幸な事故とも言える。  一方で...
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「ワシントンの桜の木」とドナルド・トランプの時代

<新・ジョージ・ワシントンの桜の木(注)> 今からかれこれ5年ほど前の、悲しくも笑えるエピソードだ。  アメリカの片田舎の少年が、斧の切れ味を試したくなり、父親が大切にしていた桜の木を切り倒してしまった。 父親は息子が犯人にちがいない、と感...
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「おっきい」のが好きな井上咲良 

井上咲良というタレントが、ますます人気になっているようだ。  『新婚さんいらっしゃい』のMCにも起用されたらしいが、そういう俗悪な番組は見ない(笑)  自分の場合は、もっぱらNHK(Eテレ)の『サイエンスZERO』のナビゲーターとしてなじん...
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「中国産」には気をつけろ

昔よく、中国産の食品は危ない、と言われた。まあ、今もそうかもしれない。(参考)  野菜を長持ちさせ、見た目をよくするように、得体の知れない防腐剤や発色剤を塗りたくる。  肉畜は成長促進のために、ホルモン剤を与え続ける。あちらでは、そういうの...
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「ふるさとは遠きにありて」は望郷の歌じゃない

ステレオタイプ(固定観念、思い込み)は、人の目を曇らせる。理解を誤らせる。 文学作品の解釈においても、それは同じである。 中には十二分に人口に膾炙した詩句でさえ、その内容が誤読されているものがある。  たとえば、 ――ふるさとは遠きにありて...