小野小町――花(陰唇)の色はうつりにけりな

 かつては酒の席と言えば、猥談が付き物であった。

 宴会では女子学生や、女子社員の前でも平気で下ネタを披露した。セクハラなどという概念は、なかったのである。
 知人は飲み会で「佐渡(サド)おけさ」の代わりに「マゾおけさ」を踊った。女性陣の顰蹙を大いに買ったのは言うまでもない。

「花びらの白い色は恋人の色」(注)という歌が流行ったときには、さっそく替え歌を披露した。
――花びらの黒い色はヤリ過ぎの色♪……
とやったのである(笑)

     *

「花びら」は女性器の隠語である。個人差は大だが、平均的には小陰唇と呼ばれる部分が、ちょうど花弁のように開いているからだ。

 そこに「淫水焼け」という現象が起きる。性体験を重ねるにつれて、まるで垂れ流した愛液に焼けただれたかのように、次第に陰唇の色が黒ずんでくる。
 若い娘たちのサーモンピンクから、いわゆる「どどめ色」(注)に、そして……

 かつて一度、老婆の性器を目にして衝撃を受けた。アソコの色は見事なまでに、すっかり「炭化」していたのである。
 別に、バアサンとヤッたわけではない(笑)以前一時的に、90歳近い母親の介護をしたことがある。そのオムツを替える際に、見たくもないのに覗けてしまったのである(泣)

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 もちろん「淫水焼け」に、医学的根拠などない。男たちの間にまことしやかに伝えられた、都市伝説の一種にすぎない。
 
 年齢とともに、性器の皮膚にメラニン色素が沈着して、暗紫紅色になる。性体験とは関係はない、単なる経年劣化なのだという(笑)
 自分の母親だって、あの容姿からすると、さほどヤリマンだったとは思われない(笑)夫婦生活も淡泊だったはずだ。それでも炭化してしまうのだ。

 たとえ処女だって、歳を重ねれば変色する。バアサンになれば、必ずああなってしまうのだ。
 まあ処女のバアサンのサンプルが少ないので、もちろん統計学的に断言はできないのだが(笑)

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花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに

 百人一首にも収められた、小野小町の有名な歌である。
 一般には、女性の容色を花の色にたとえ、その衰えを嘆いた歌とされる。

 だが自分の解釈は違う。「花の色」はより直截に、陰唇そのものの色だ。
 92歳まで生きたという小野小町が、自身の股間をつくづく眺めながら。
 ここ・・もすっかり炭化してしまったなあ、昔はサーモンピンクのこれで、男をさんざん泣かせたものなのに。と、人生のはかなさを、深く深く慨嘆しているのである(笑)――

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