<AIで人事を決める>
同じ会社に入社しても、一体その後にどんな仕事を与えられるか。
配属された部署が自分に合わないと不満を抱き、会社自体を退職してしまう若者も多い。
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そこで例によって、AIの出番だ。
各部署の求める人材と、社員の側の適性や希望をアルゴリズムで判定して、マッチングを行う。
この「AI配属」を導入した会社では、期待以上の離職率の低下が見られたという。(注)
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さすがはAIだ、と絶賛する向きもある。だがたぶん、それは違う。
不満が減ったのは、必ずしも適材適所だからではない。
われわれが不平を垂れるのは、あくまで「人」に対してである。
あいつはオレの気持ちをわかってくれない。オレに対するあいつの評価は低い、というので怒りがこみあげるわけだ。
もし人の手が加わらず、何か冷徹な、機械的なプロセスで決まった人事であれば。意外とあっさりと受け入れることができる。
なぜならばそれは、われわれの「運命」であると感じられるからだ。
運命を嘆く者はあっても、不満を垂れる者はあまり見ない。
誰もが諦念して、黙ってそれに従う。
そればかりではない。ときにはこれこそが自分にふさわしい居場所だと、いつしか錯覚さえし始める。……
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つまりはミスマッチの減少は、必ずしもAIの手柄ではない。
別にAIでなくとも、くじ引きで決めてもよかったのである(笑)――
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<時差の存在こそが、わが大和民族の卓越を証かす>
時差というものがある。
今、アメリカのニューヨークが2月15日の正午(12時00分)だとする。そのとき東京では、時計の針は14時間先の、2月16日の深夜02時00分を指している。
――そういう仕組みである。
その事実を知って、得体の知れないネトウヨがつぶやいた。
日本人は進んでいる。一歩未来を生きている。
すばらしい国民だ。やっぱり ニッポン・チャチャチャで応援した甲斐がある――と感涙にむせんでいた。
その姿を見たアメリカの知人が、コイツらなんて頭の悪い民族だろう、と呆れかえっていたそうな(笑)――
参照過去投稿:アメリカは日本の西にある―― 新しい発想のために
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<女と老人を戦場に送れ>
昔は戦争と言えば、男がやるものと相場が決まっていた。
重たい刀を振り回すには、どうしても腕力が必要だったからだ。
だが今や、時代は変わった。ハイテク装置の操作だけで戦うから、適性に性差はない。
男女同権なんだから、女もどんどん戦場に駆り出して、戦死させればいい。
年齢ももう関係ない。
学徒出陣なんてとんでもない。子作りを終えて先が短くなった、40代や50代を出陣させるほうが理にかなっている。人口の逆ピラミッドも、 年金問題も解決する。
だけどボケ老人はいけない。ハイテク兵器のボタンを、押し間違えるといけないから。
だから65才以上は、やっぱり勘弁してほしい(笑)
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