朝ドラは、性差別だと思う。
毎度毎度、主人公は女性と決まっているからだ。
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またいつもの男尊女卑が、ヒーローは男に決まってるだろ、とわめいている。
女ばかりを優遇するのは、逆差別だとなじっている。
――きっとそんなふうに、思ったでしょう。
残念でした。外れです(笑)
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放映される時間帯から、考えてもわかる。朝ドラは視聴者の、大半は主婦層だ。
利用者に寄り添う、番組を作るのは当然だ。――それがNHKの言い分だろう。
もちろん、至極ごもっともである。
だが実はそこには、誤った思い込みが隠れている。
そうだった。 男は外で働くもの。女は家で家事をするもの――そしてテレビを見るもの(笑)。
そんな決めつけが、前提となっているのだ。
これはあまりにも古臭い、価値観の押し付けである。実に凝り固まった、ジェンダーロールについてのステレオタイプ(和訳:性別役割分担についての固定観念)だ。
どうしてその、逆であってはいけないのか?
女が外で働き、男が家で家事をする。
あるいはまた、夫婦そろって働いて、家事は分担するのが理想ではなのか。
それはただの、空論ではない。
現に「主夫」と呼ばれる、人種も現れた。リモートワークで在宅の男たちも、あの時間なら朝ドラを見るかもしれない。
もちろんまだその比率は少ないが、そんなきざし始めた社会変革の、先導役をつとめるのが公共放送の役割ではないのか。
それなのにいつまでも、千年一日の番組構成にしがみついている放送局は、実にけしからんらではないか。
否。それを言うなら、男性ばかりではない。
LGBTとかもいるだろう。なぜ彼らが、ヒロインではいけないのか。
また性別だけの、問題ではない。たとえば障害者はどうなのか?
ヒロインはどうしていつも、二本の足で立っているんだ。手足の欠けた人だって、いるはずだ。
多様性の観点からも、問題が大有りだろう。
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これが私の論点です。――だけどけっして、持論というわけではありません。
こんな言い分も成り立ちますよ、と試しに言ってみただけです。
何でも差別と噛みつくフェミニストなら、いかにも言いそうなことだ。だからちょっと、彼らのまねをしてみたのです。
まだ誰も気づいていないようなので 代わりに指摘してあげました。
まあなんて親切な、心やさしいおじさんでしょう! (笑)
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NHKは、実にけしからん。――
さあみなさん、攻撃のネタは見つかりましたよ。
一斉の抗議の電凸で、やつらの業務を止めましょう。サイトを炎上させましょう。
何なら渋谷の神南まで行って、放送センターを焼き討ちしよう。
みんなの大好きな有名人叩き――ネットリンチの時間ですよ。
やつらを土下座させよう。できれば首を、くくらせよう。
あの時も、またあの時も、さぞ痛快だったでしょう。
今度もあれで、行きましょう。
NHKは、有名人ではないって? 同じことです。
あそこの会長は、総理大臣よりも高給取りだ。一般の職員だって、平均年収1千万の、上級国民ばかりなんだ。
むかつくでしょう? 妬ましいでしょう?
だからみんなで、やっつけようよ。
一人では何もできないカスですが、たとえ有象無象でも、寄ってたかれば千人力だ。だからみんなで、一斉に攻めかかろう。
得意のゲリラ戦術でいこう。ネットの闇は安全地帯だ。匿名の壁のこちらに身をひそめて、背後から襲いかかる。
でもときにはもっと男らしく、正々堂々と、無言電話で勝負しよう。(笑)
私たちは頭がいいので、ハイテクも駆使できる。
クリックの仕方も知っている。キーボードの叩き方も知っている。
仕組みはまったくわかってないが、とりあえずとっても今風で、かっこいいサイバー戦士なのだ。
これなら私たちでも、正義を気取れます。みんな令和の志士なのだ。
どうせ全員、暇を持て余しているんだ。せっかく金のかからない、楽しみを見つけたのだから、大勢で騒ごうよ。
クソつまらない人生で、他に生き甲斐ないですから。とことん、これで行きましょう!
そうです。さあ、みんなでNHKを、叩きましょう。
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