物価高やらなんやらで生活が苦しい。
だから減税をしろ、という「国民の声」がネットを席捲している。
だが、ちょっと待てよ。なんだかおかしくないか?
本当の貧窮家庭は「非課税世帯」といって、もともと税金は納めていない。低所得者層も納税額は知れたものだ。
その一部が返って来たところで、現状の打開にはほど遠いだろう。
本来なら、
非課税世帯には給付を。
低所得者に手厚い減税を。
高額所得者は現状維持か、むしろ増税を。
と訴えるのが正論なはずだ。だけどそんな声は、どこからも聞えてこない。――
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種明かしはこういうことだ。
ネットに張り付いて、四六時中書き込みをしているのは、実は下級国民ではない。彼らにもともと、そんな暇なことをしている余裕なんかないはずだ。
その代わり、下級国民のふりをした上級国民が、必死に世論を煽っているのだ。
ヤツらは年収数千万という、金持ちばかりだ。お米の値段がどんなに上がろうと、本当は痛くもかゆくもない。
その代わり累進課税によって、千万を越える税金を払わされている。その一部が返って来れば、数百万もの実入りになるわけだ。消費税減税でも、結局は同じことだ。(過去投稿1、2参照)
そればかりではない。減税して金をバラまくと、物価高はさらに昂進する。だがそのときには、それ以上に株価が高騰するはずだ。(過去投稿1,2参照)
上級国民の大半は株を持っているから、丸儲けができる。
物価が上がれば、国民経済はさらに苦しくなる。最悪は破綻も考えられる。でも地獄を見るのは貧乏人だけだ。
金持ちどもはそれまでにたっぷり溜め込んで、逃げ切ってしまう魂胆なのだ。
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だからヤツらは、減税派(=バラまき派)の政治家を躍起になって応援する。
高市早苗やら玉木雄一郎やらも、みんなその類いだ。
財政健全化なんて逆に唱えようものなら、みんな袋叩きにあってつぶされる。
「国民の困窮を救うため」なんて、おためごかしの大義名分を掲げる。
でもみんな嘘っぱちだ。
下級国民が頭が悪いのをいいことに、甘言を用いていいように操っている。
すっかり騙された下級国民は「そうだ!」「そうだ!」とシュプレヒコールを上げる。その陰でほくそえみ、あるいは高笑いする。
そうして最後にいい思いをするのは、いつでもアイツらだけなのだ。――
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<追記>
最近「高市トレード」とか言って、株価が爆上げしているのもその流れだ。
株屋たちには、あの顔がどうやら天使のように見えるらしい。
悪魔の化身だろ。どう考えても(笑)

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