<万国の下級国民よ団結せよ(2)>
前回投稿を思い出してほしい。
食うや食わずの下級国民が、汗水たらして働く。そうして生み出した富のほとんどを、上級国民たちが吸い上げる。
彼らがきれいに着飾って、銀座のレストランで舌つづみを打つとき。その支払いにはいつも、キミたちの懐からかすめとった金が当てられている。――
そんな支配と隷属の関係は、マルクスが俎上に上げた過去の時代と、実際何一つ変わっていない。
だが今ではそこに、巧妙な洗脳の仕掛けが加わった。民主主義やら何やらの、為政者たちがでっち上げたおとぎ話に眩惑されて。奴隷たちはもはや、自分が奴隷であることも気づかずに、安穏と日々を暮らしている。……
確かにそう考えれば、――そう考えれば世の中のすべの現象が、たちまち腑に落ちてくるのにちがいない。……
*
たとえば20歳未満の喫煙が、禁止なのはなぜか?
もちろんタバコは、健康に悪い。特に成長期の子供たちには、悪影響が大きい。
だから判断力が乏しい若年層が、喫煙の悪習に染まらないように教育する。思いやって、啓蒙するのはわかる。
だが何で「禁止」なのか? 元来は本人たちの問題にすぎないはずのものを、――まるでそれが社会に対する重大な害悪であるかのように、法律で規制するのはなぜか?
答えは一目瞭然だ。
上級国民たちが自らの利益のために作り上げた、エスタブリッシュメント(既存の社会体制)にとって。何より必要なのは、食うや食わずで汗水たらす、下級国民の存在だ。
だがもちろん、牛馬のごとく働くためには、牛馬のごとく壮健な肉体がなくてはならない。タバコにやられて、まるで肺病病みのように、いつもゴホゴホとやられてはマズイのだ。
奴隷たちの心身が損なわれては、生産力が低下する。これまでのように目一杯に収奪して、いい思いをすることができなくなる。
だから子供たちの、喫煙は禁止なのだ。
将来世代の下級国民を、十分な数だけ育成するために。低賃金の単純労働者を、これまで通りに確保するために、彼らが必死に画策した。
その結果生み出されたのが、この法律なのであって、それ以上でも以下でもない。――
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言うまでもなく、薬物の禁止もまた同列である。
下級国民たる労務者たちが、麻薬などにうつつを抜かしてしまっては、絞れるものも絞れなくなってしまう。そんな事態を避けるために、薬物使用は絶対のタブーとされた。
「薬物使用が犯罪の増加につながる」という神話を、ディープステート(注)が捏造した。国民はみんなあっけなく洗脳された。
そんな主張が、実はただの印象操作のフェイクにすぎないことは、すでに過去投稿で論破した通りだ。(薬物やって何が悪い)
自殺もまたそうだ。
こちらは厳密には犯罪ではないが、絶対のタブーであることには変わりはない。
百姓たちは生かさず殺さず、血ヘドを吐きながら働いてもらわなくてはならない。それが辛いからといって、次々死なれてしまっては、王侯貴族はもはやいい思いはできない。
だから古来の宗教は、自殺を世にもおそろしい罪と言い広めた。
事態は今の世界でも変わらない。自殺を思いとどまらせるために、あらゆる不当な引き止め工作が行われる。(過去投稿自殺を止めるな(1) 参照)
奴隷たちのあの世への逃亡は、いつでもけっして見すごすことのできない反逆なのだ。
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きわめつけは「少子化」だ。
これについても、実に巧妙な印象操作が行われる。
「少子化は問題だと思いますか?」と問われれば、誰でもその是非について考える。
だからヤツらは言い方を変える。
「少子化を解決するには、どうしたらいいと思いますか」あるいは「異次元の少子化対策」――そんな謳い文句には、少子化の害悪が、すでに議論の余地のない前提として組み込まれている。
そうしていわば、絶対の公理として提示することで。頭が悪く純朴な下級国民は、ああ少子化ってきっといけないことなんだな、といつのまにかすっかり洗脳されてしまう。
だがもちろん、それはそうではない。
少子化はちっとも、由々しき事態ではない。それもまた過去投稿(①➁)で述べた通りだ。
人類の抱えた喫緊の課題は、むしろ地球上の人口の過剰だ。少子化はただ、その解決に寄与するものでしかない。
年金問題にしたってそうだ。社会がそう変化したなら、新しい制度に作り替えればいいだけの話だ。
そもそもこれ以上近所のガキが増えたら、毎日がうるさくて仕方ないだろう(笑)
こう言えば、もうおわかりだろう。
少子化が問題なのは、われわれ人類全体にとってではない。われわれ下級国民にとっては、そんなことは痛くも痒くもない。
あわてているのは、ただあの金持ちどもだ。上級国民のエスタブリッシュメントだ。
それはそうだろう。
これまでは一億人の日本人から、いいように甘い蜜を吸っていた。それなのに人口が半分になってしまったら、もはやあんまりオイシイ思いができなくなる。
こいつは大変だ、というので必死に税金をばらまいて、少子化対策を打っている――ただそれだけのことなのだ。
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