<アタシたちの時代がようやく来たと思ったら>
昨今はジェンダーレスというものが、すっかり市民権を得た。
かつてはオカマだのなんのとバカにされていた方々が、胸を張って生きられるようになった。
LGBTなんていう、オシャレな横文字のあだ名までつけてもらった。
戸籍の性別と違っても、堂々と「心の性別」に従って生きることが許される。同性婚すら認められる勢いだ。
大変結構なことだ。
だがしかし、である。
現在10代や、20代の若者ならいい。
たとえば男として生を享けた少年が、心の性に従って少女となる。思う存分、花ざかりの青春を――娘ざかり謳歌することもできる。
でも40代、50代の人間はどうなるんだ?
ようやく自分の心を偽ることもなく、女として生きられる。――だが目の前の鏡に映るのは、かつてあれほど憧れた美少女の姿とはほど遠い。
どんなにメイクをほどこしても、せいぜいイケてるオバサンにしかならない。
それでも彼らは、時代がようやくアタシたちに追いついたと、祝福することができるのだろうか。
それとも、生まれて来るのがちょっとばかり早すぎたと、やはり地団駄を踏んでいるのだろうか。
――などなどと、紅白歌合戦の氷川きよしを見ながら思った次第である(笑)
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<女子高生設定の覆面シンガーにだまされる>
最近は覆面アーティストみたいなものが増えてきた。
姿かたちを晒さずに、女子高生という設定で歌を歌っていたりする。
直近の紅白歌合戦にも、その手のがいたらしい。動画で確認してみたが、確かに若やいだ声といい甘っちょろい歌詞といい、本物の女子高生に間違いないようだ。
だがちょっと前に「うっせい、うっせい、うっせぇわ」 とやっていたヤツは、どうみてもまがい物だ。
女子高生はあんな声出さない。というより、出せないだろう。
とりわけ歌詞の方がありえない。長年文芸に携わってきた、自分にはよくわかる。10代の娘は、あんな文言を思いつくものではない。どう見ても20代後半だろう。
天才女子高生シンガーということにしておけば、売れると考えたあざとい商魂なのか。
それともただの、ブラックジョークなのか。
いずれにしても、設定をそのまま鵜呑みにする世間の方もオメデたい。お人よしがすぎると思うよ。
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<斎藤元彦、今度は勝てないね>
奇跡の再選をはたした斎藤元彦に、公職選挙法違反の疑いがかかっているらしい。
それで失職したら、またまた再選挙になるのだろうか?
もしなったとしても、今度は勝てない。
前回の選挙は、みんな油断していた。どうせ斎藤が勝つことはないと、高をくくっていた。
だから本来は稲村和美を推していた連中も、わざわざ選挙に行かなかった。
それで不意打ちにあった。寝首を掻かれた。背後から闇討ちされた(笑)
だが今度は、そうは行かない。
同じ過ちを繰り返してはならないと、みんな必死に対抗馬の方に投票するだろう。
だとしたらもう、斎藤に出る幕はない。
ゲリラ戦法は、あくまでゲリラだからゲリラなのだ(笑)
手の内を知られてしまった後では、もはや通用するものではないのだよ。――
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