結婚したら、そりゃあ交尾もします――バチバチに火花を散らす女たち

<結婚したら、そりゃあ交尾もします>

 日曜日の午後3時から、フジテレビの競馬番組がある。

 開局当時(1959年)からの伝統だが、時代に応じてさまざまによそおいを変えてきた。

 1985年からの3年弱は『チャレンジ・ザ・競馬』の番組名で、鈴木淑子と夏木ゆたかのダブル司会で進行した。

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 そこで忘れられない光景がある。
 番組のリポーターをつとめる「大〇ひろみ」という女性がいた。
 結婚で一般人となり、今は姓も変ったが、かの大〇巨泉の姪という触れ込みだった。競馬にもずいぶん通じていたようだ。

 彼女の結婚が間近になり、いよいよ番組卒業という段になった。
 番組の最後に花束贈呈があり、送り出される女性キャストが涙ぐむ――そんな定番の演出がここでも始まった。
 そのとき、マイクの前の鈴木淑子が言い放った。
――いよいよ大橋さんも、「繁殖入り」ということで……

 解説をしておこう。
 競走馬として現役生活を終えた牝馬の多くは、牧場で繋養される。種牡馬と種付けを行い、子をもうけるためだ。いわば繁殖という、新しい仕事に入るわけだ。
 大〇ひろみもレポーターを引退して、結婚生活に入る。そのことを番組にふさわしく、競馬用語でたとえたのだ。

     *

 ――いよいよ大〇さんも、「繁殖入り」ということで……
 鈴木淑子は確かに、にこやかな笑顔でそう言った。
 だが発言を聞いた、大〇ひろみの顔色が変った。ほんの一瞬ではあるが、視聴者にもはっきりそれとわかるほど鬼の形相となった。そこには憎しみと、殺意さえ感じられた。

 彼女の気持ちもわかる。
 人間の世界で結婚と言えば、きまって美しいおとぎ話で飾られる。白馬に乗った王子さま。けがれなく輝くウェディングドレス。教会のチャペル。両親への手紙。――そんなおなじみのポエムで、頭の中は一杯だったはずだ。
 そんなときに、くだんの言葉は実になまなましい、交尾の現実を思い出させた。白無垢の花嫁が、畜生たちと比べられた。
 だとしたら彼女が、一瞬にして凍り付いたのも当然だった。

 もちろん鈴木淑子に、他意はなかったかもしれない。
 平生から二人の女性の関係が、良好なものであったなら。あくまで洒落のきいた、はなむけの言葉と解することもできたはずた。
 だがおそらく、実態はそうではなかった。そこには女と女の、どろどろの争いがあった。
 水面下で火花を散らす、いがみあいがあったにちがいない。

 だからこそ、鈴木淑子のあんなさりげない一言が。
 まるで二度と取り返しのつかない失言であるかのように、こうして永遠に語り継がれることになるのだ(笑)――

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<馬並み――世にも珍奇な生き物>

 「馬」と言えば、下世話では巨根の代名詞である。

 昔あるところに、「短小」に悩む男がいた。
 毎日のように「馬並みになりたい」と嘆き暮らした。
 それを哀れに思しめした神様は、ついに男の願いを聞き入れることにした。

 だがそこに、ちょっとした手違いがあった。
 ある朝、男が目を覚ましてみると。
 顔の長さと頭の中身が馬並みになって、肝心のあそこ・・・の方は、相変わらず粗チンのままだったという。……

 かくしてこの世に、よにも情けない生き物が、一匹誕生したわけだ(笑)――

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<薬物依存症>

 下剤を飲まないと便が出ない。その便が、下痢止めを飲まないと止まらない。……

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