「子宮の入口」vs「子宮の出口」

 最近は何かというと「男女差別だ」と、噛みつくのがまた流行りになっている。
 フェミニズムとでも呼ぶべきこの現象の、最初のうねりは遡れば、1960~70年代のウーマンリブにあったろう。

 そのころNHKの健康番組で、講師役をつとめた医者がごく当たり前に「子宮の入り口」という用語を使った。
 このことをつかまえて、口やかましいフェミニストのおばちゃんたちが、さっそく異を唱えた。
――「子宮の入り口」とは何事だ。男目線がすぎる。……

 女性にとってはそこは「出口」に他ならない。正しくは「子宮の出口」と呼ばれなければならない。
 こんなところにもまた、男性中心主義の社会のひずみが表れているのだ、と。

 笑うしかない。
 そのころにはもうすでに、あいつらときたらそうしてほとんど何にでも、あたりかまわず噛みついていたわけだ。――

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ここから話は変わる。

<新紙幣は女性差別>

 新紙幣が出回り始めた。
 手持ちの札もできるだけ新しい方に置き換えようと試みるが、ときどき新旧がごっちゃになってしまう。

 なぜかと思ったら、五千円札のデザインがどちらも似ているのだ。
 もちろん子細に見れば違うのは明らかだが、メインの肖像が樋口一葉と津田梅子。どちらもうら若き女性なので、大雑把な人間には同じに感じられてしまう。

 だけどそれも、ずいぶんとおかしな話だ。
 前回も今回も、一万円札は男の肖像で、女は五千円だ。
 女の値打ちは男の半分だ、と暗に主張しているとしか思えない。
 けしからん! 女性差別だ! と田嶋陽子女史がしきりに噛みついてました(笑)

(注)田嶋陽子:若い人は誰も知らない、テレビでも最近はめっきり見かけない。だけどまだちゃんと生きている、往年のオバちゃんフェミニスト

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話はまた変わる。

<「犯罪予備軍の移民」だったのは、どこのどいつだ>

「移民どもを追い返せ! 国境に壁を作れ。白人どもがこの国を、レイプ犯だらけの国にしたんだ」
とネイティブ・アメリカンがわめいていました。

 言うまでもなく、コロンブス以前、アメリカは彼らの土地であった。
 海を渡って、大挙して移民した白人どもが、彼らの国を犯罪の巣窟に変えたのだ。

 ちなみにかのドナルド・トランプの祖父(父方)は、ドイツのラインラントで売春宿を経営していた。淫売屋のおやじだったのだ。
 1885年の10月に、アメリカに渡って移り住んだ。
 要するに、犯罪予備軍の移民だったのである(笑)

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